ぼくはとうだいに行かねばなりません


タイトルの元ネタ分かる人は、クスッと笑っておいてください。

というわけで、入道崎灯台のお話。

海抜57mの大展望

あんまり知られてないんですが、男鹿半島の最先端、入道崎にある白黒縞々模様の灯台は、もちろん現役の灯台なんですが、実はここ登れます。

入館料はたしか250円ぐらいだったと思いますが、併設されてる資料館も充実してますし、これは一回登っておいた方がいい。

詳しい情報はこのあたりのサイト参照。
燈光会:入道崎灯台

海面からの高度57mの眺望はなかなか余所では見られないし、真下を見下ろした時の垂直感というのも、大桟橋の断崖絶壁に通じるモノがある。

男鹿半島の西側っていうのは、実はじわじわ隆起してる。
隆起する度に、じわじわ波に削られていく。
それが何万年も続いてるので、本山から西側っていうのは、何もかも急峻。

男鹿半島の西側が自転車乗りにとって快適なアップダウンが続くのは、昨日今日の話じゃなくて、遥かな地球の歴史の一部として作られてきたわけで。

本当の魅力は夜

昼間の景色も抜群に爽快な入道崎ですが、本当にオススメなのは夜。

手持ちのカメラがショボいので、こんな写真しかないですが、本物は凄いです。

この広い岬の草原一帯を530.000カンデラの強烈な閃光が15秒ごとに巡ってきます。
灯台の上から放たれる光束が躍る姿は、一度見たらもう目に焼き付いて離れない。

晴れた夜、星空との共演が見られる幸運に恵まれたなら、それはもう感激の一言。

自転車でも、ライト満載で出かければ、基本的に全く交通量のない場所なので、快適なナイトライドも楽しめる。

男鹿半島の隠れた夜景スポットの一つです。

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