いろいろあった今年の夏。
男鹿半島は暑さのピークも過ぎたような気配で、残るは夏休みの宿題のみとなりました。
唐突に、夏休みお宿題とかナンノコッチャな感じですが、実は春に友人から譲っていただいた5600系105コンポへの総とっかえ作業が今年の夏、最後のイベントとして残っております。
STIレバー、ブレーキ、ディレイラー、スプロケット、ホイール、BB、クランク、チェーンリングと一式全てを譲っていただきました。
型式だけみると今の自分のロードは5500系105なので一世代だけの更新ですが、譲っていただいた5600系はかなりコンディションが良くて、これなら最低でも4~5年、世の中に10速用の交換部品が無くなるぐらいまでは使えるんじゃないかと思ってます。
とはいえ、そこは近くに適当なサイクルショップがない、田舎の自転車乗りの宿命ということで、全て自前で交換しようと思います。
まぁ、このためにメンテナンススタンドを準備したようなものですし。
これあ楽しくてやってるようなものですし。
交換プラン
さすがに交換部品が多いので一日ですべて交換するのは無理。
何日かに分ける形でいきます。
その際も、なるべく走行できない状態にするのは避けて、5500系と5600系が混在したままでも、走れる状態をキープしていく予定。
そこで立てたプランが、
1.右STIレバー、Fブレーキ、Rディレイラー、スプロケット、チェーン、ワイヤー
2.左STIレバー、Rブレーキ、Fディレイラー、チェーンリング、ワイヤー
3.BB、クランク
4.ホイール
というプラン。
これだとコンポが混在しつつも走れる状態を維持できるんじゃないかと。
まずはSTIレバーからく
というわけで、今日の午前中から作業を始めました。
まずはバーテープを外して、ワイヤーをインナー、アウターも外し、右のSTIレバーから交換。
レバーを固定してるボルトの位置がわからず一瞬焦りましたが、カバーを前方からめくり上げて外側の位置にあります。
ここをアーレンキーでゆるめてあげれば外れます。
交換する5600系105も位置は一緒。
この世代では大きな構造の変化はなかった模様。
このへんの交換は簡単ですが、面倒なのはワイヤーの交換。
今回はアウターワイヤーも交換したので、ワイヤーの切断、整形までやってます。
切断はワイヤーカッターでさくっとやれますが、切断面の整形はヤスリで地味に行きます。
ブレーキワイヤーのアウターはかなり太いので、たぶんニッパーの類ではうまく切れずに整形で苦労しそうなので、もしやる場合はワイヤーカッターぐらいは買っといた方がいいかも。
長さは、前に使ってたのと同じ長さにするのが良い。
ブレーキ交換
ブレーキもフォークの裏側のボルトを外して交換するだけなので、取替え作業自体は簡単。
ブレーキアーチがだいたい左右均等になる位置でボルトを固定して、その後、ブレーキを握ってみて片効き状態になるなら、調整ネジを回してで左右の開き具合が完全に均等になるように調整。
ただし、ブレーキはワイヤーの張りや、ブレーキシューのトーインづけなど、微妙な部分が多いので、そこが厄介なトコ。
トーイン調整も楽ちんで
というわけで、自分は今回の作業に向けて簡単ツールを用意しておきました。
ご覧のとおり、リムを挟み込んで固定して、シューが当たる部分があらかじめトーインに合わせた傾斜が付いているというすぐれものツール。
これをリムに装着し、手でブレーキを閉じこんだ状態で、ワイヤーを仮固定。
続いて、シュー取付部のボルトを緩めて、簡単ツールの上端にあたるようにシューの位置を調整して固定。
左右両方とも行えば、これだけでトーインがついた状態でブレーキシューが調整されますので、とっても簡単。
ブレーキレバーの遊びに関しては好みがあるので、このままでもいいですし、もっと遊びを少なくしたい場合は、ワイヤーテンション調整ボルトでちょっとだけ絞ってあげると、好みの遊び具合に持っていけるかも。
今日はここまででした
ちょっと用事があって、午後は出かけた為、今日はここまで。
右STIレバーとブレーキ&ワイヤーのみですね。
リアディレイラーが、今ワイヤーなし状態なので走行できない状態になってますが仕方なし。
明日中には、リアまわりも交換して走行可能な状態に戻しておきたいトコです。
やっぱり、自分のバイクを、自分の手でいじるっていうのは楽しいですね。
こーゆーの自分でやると、内部構造も覚えますし、いざという時にその知識を元にして応急処置できたりしますので、じっくり中身を確認しながら交換作業を続けていきたいところです。