その1からの続きです。
結局、変形したブレーキシューを交換しても、カツンカツンという音が鳴り止みません。
そこで、ペダルを回しながら、ブレーキレバーを半握りしつつ、音の鳴る場所を確認します。
確かに、まだ特定の位置でカツンカツン鳴ってます。
で、そのあたりのリムを見てみると…
リムにもデコボコが
ありました。
リムにもデコボコが。
凸部分が、ブレーキを通過する度にカツンカツン鳴ってたわけです。
そりゃーそーです。
小石が噛み込んでブレーキシューが変形したんなら、リムの側にもダメージがあって当然ですね…
原因が分かれば対処は簡単
カーボンリムならどーやって作業すればいいか見当つきませんが、アルミのリムなので対応は簡単です。
サンドペーパーか、耐水ペーパーで凸部分を削ってあげればいいんです。
手元にあった400番の粗めのペーパーでさくさく作業しちゃいました。
ホイールの回転方向に向けて、ブレーキに入っていく方向から撫でるように削ってあげれば、さほど根詰めてやらなくても、すぐに削り取れます。
指先で凸部分を確認しながらやればいいだけですし、アルミなら簡単です。
今度こそ
再び、実走で確認。
もちろん今度は問題なしです。
スムーズなブレーキング感覚が復活しました。
今回は、音鳴りの原因を見誤りましたが(半分は正解かな?)、いずれシュー交換も必要でしたし、手持ちの機材で何とか復活できましたし、このへんはシンプルな構造な分、素人でも手がかけられる自転車のいいとこです。
こんなのでも、ショップに持ち込んで、原因究明からお願いしたら、けっこうな料金になりますでしょうし、こうしたスキルは地味に身につけつけておくべき。
自分である程度のメンテナンスまでやらなきゃならない、田舎の自転車乗りの宿命でもありますし、幸せなとこでもあります。
手をかけた分だけ自転車への愛着わきますから、これも楽しみなことは確かです。