妙なタイトルですが、実はもの凄く含蓄のあるタイトルです。
三本ローラーの置き場所には、みなさんお悩みの様子。
自室があれば、そこに置くというのもありでしょうが日本の住宅事情だと、広さ、騒音という意味で難しいのは確か。
騒音で考えると、床材がコンクリートというのが理想です。
土間、車庫、小屋といった場所を確保できるなら、それにこしたことはないですが、なかなか確保できないのも、日本の住宅事情。
階段の横はメリット多し
自分の場合は、幸いにもコンクリート床の小屋を確保できたので、そこに置かせてもらってますが、ここにはもう一つラッキーなコトがありました。
すぐ横が階段だったのです。
三本ローラーはご存じの通り不安定な機材で、きちんとペダリングし続けないと落車の危険があります。
うわっ!と思った時に、そぐそばに手を伸ばして掴まれるモノがあれば危険度を、ぐっと軽減できます。
その役割を考えると、階段ほどの適役は他にはありません。
階段だけが持つ、3つのメリット
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まず、なんと言っても頑丈です。
人が二人、三人ぐらい乗っかっても大丈夫な強度はある上に、不用意に動かないように床に、壁に、がっちり固定されています。
この頑丈さは、壁に追加で設置したりした手すり等では実現できません。
階段ならではの安定感。
2
そして、階段は斜めに設置(当然ですが…)されてますので、体格や自転車、機材の高さに合わせて、掴まるのにちょうどよい高さを選ぶことができます。
これまた、階段だけの機能性。
3
さらに、ドリンクやタイマー、タオルといったトレーニングに必要なモノを段に置いておけます。
必要なタイミングで直ぐに手を伸ばすコトもできますし、この利便性は他のモノでは実現できません。
これほど三本ローラーに向いた設備は他には無く、三本ローラーで利用することを前提に設計された設備かと勘違いするほど。
他の家でもオススメ
階段は廊下に設置されるのが通常ですし、家族のいる居間から離れた位置にあるケースが多いかと思いますので、騒音面でも有利。
ようは三本ローラーを利用するタイミングで、防振マットを敷き、三本ローラーを置き、自転車をセットすればいいのですから、他の家でも応用できるんじゃないですか?
万が一落車したときに、近くにガラスなどがあったりする間取りだと、ちょっと無理かもしれませんが、両側が壁の廊下に階段があるようなら、活用するチャンスかもしれません。
三本ローラーの設置場所にお悩みの方はご検討を。