2016年さいしょのCAOが無事開催終了いたしました。
無事というか、実は今までにないトライアルに溢れた、参加者さん以上に、主催側にも有意義な開催だったりします。
mini開催
今回は、距離を30km程度に抑えて、かつ寒風山に登るコースと、迂回して回るコースを用意。
経験的にサイクルイベントはきつい方が参加者は多くなる傾向がある。
こんなコースだと、普通は参加者を集めるのは難しいはず。
ところが今回は、16名の参加と、予想以上の参加人数。
このあたり、男鹿半島に端を発して、秋田に自転車文化が育ち広がりつつある兆しだと思ってる。
もちろん、スポーツである以上、チャレンジをしてそれをクリアしていくのは、苦しいが楽しい。
フィジカルを限界まで追い込んで、結果を出す楽しみは何事にも代えがたい。
ただし、誰しもがそうではないし、自転車というツールを使って、もっと幅広い楽しみ方がある。
みんなで集まって、美味しいご飯を食べて、ワイワイガヤガヤ自転車話をするのが凄く楽しい。
全開でライドするのも楽しいけど、のんびり走るのも悪くはない。
この二つを、どっちも楽しむ人、楽しめる人が増えてきてると思う。
そーゆー、自転車に対する幅広い楽しみ方が、根付きつつある。
その始まりだと思いう。
mini開催は今回が最初なので、まだまだ改善点もありそう。
今後もいろいろと試しながら育てていきたいスタイルではあります。
開催日変更!
数日前から、開催日の4/17(日)は雨の予報。
それも90%という高確率で、どう工夫したって、この予報では中止せざるをおえない状況。
前日4/16(土)は晴れが期待できる予報で、あ~土曜に開催する予定にしとけばよかったかな…なんて思ったわけですが。
あれ、今からでも土曜開催にしていいんじゃないか?
と思いついたのが始まり。
→他のスタッフに確認→オッケー
食事さえ提供できれば前日開催…できるよね?
→提供元に確認→オッケー
できるできる。
というわけで開催日変更の告知で集まってくれた参加者さんが10名。
皆さん、雨の中よりは、好天の下でライドしたいわけですから、天気に合わせて、イベント日程を変更するというのは、とても自転車乗り的で、いい思いつきだったんじゃないかと思います。
いつでも変更可能とは限らないですが、今後の雨天対応の一つの方法にしたいと思います。
ガレージ講習会
開催日変更について、もちろん日曜しか予定が合わない方にはキャンセルオッケー。
雨対応の変則バージョン(コース短縮、ガレージでの講習会等)でもいいっていう方には日曜に集まってもらい、こちらも6名の参加者。
具体的には、今にも降りだしそうな空をにらみながら寒風山までの往復一本。
そこそこ登れる方なら往復で1時間かかるかどうかなので、雨が降る前の最低限のコースとして提供。
そこから後は、市内某所にあるガレージに集まりまして、パンクの修理講座をしたり、自転車談義をしたり。
あまり大人数だと難しいですが、少人数なら、こうした集まりでも十分に楽しめます。
何より、為になる。
ビギナーさんには初めての作業を覚えることになるし、ベテランも集まって話してると同じ作業でも、それぞれの違いがあって面白い。
実利だけに囚われない、文化を根付かせるという意味では大事なアクションだと言える。
雨対策
自転車イベントにとって雨対策は最も厄介な課題の一つ。
大きな大会だと、交通規制や、大量の食事の提供、スタッフの確保とかあるので、簡単に日程は移動できない。
結果、雨天の中での強硬開催にならざるをえなのは仕方が無い。
ただし、それはあくまで主催側の都合でしか無く、参加者にとっては、できれば良い天気の中で走りたいのは確か。
うちのような小さなイベントだったら、臨機応変に開催日を前倒すぐらいのことはしていいかと思う。
実質、2日間の対応になるので、開催側にとっては負担になるのは確かだが、こうした方式も、開催スタイルのひとつとして選択肢のひとつとしていいんじゃないだろうか。