むかーし、自分ちの近くに製材所がありました。
子供の頃の遊び場で、おぼろげな記憶の中には、サビて打ち捨てられたトロッコのようなモノがあったような無かったような…

で、その製材所を起点に森林鉄道があったというコトを知ったのが去年ぐらい。
調べてみたいと思いつつ、鉄道路線の位置がよくわからず、そのままにしてたんですが、つい最近オックスフォードが、日本の古い地図をネットで公開し始めまして。

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そこに「林用手押軌道」の文字と、羽立から現在の滝川ダムを路線図を発見。
googleマップや、国土地理院地図あたりと照らしあわせてルートチェックしてみると、けっこう行けそうな感じ。

さっそくMTBで探検に行ってみました。

JRと交差するあたりはJRの敷地なので無理して近づかず、羽立の踏切を過ぎてすぐ左手の小道からスタート。
で、しばらく行くと橋なんですが、この橋の名前が「一号橋」。

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橋自体は昔からフツーに通ってたわけですが、この名前は普通はあり得ない。
これって森林鉄道の1番めの橋って意味だよな…と一人で盛り上がり。

これは楽しい。

運動公園の前を通り、北公民館(旧船川第2小学校)の裏を通り、現在のナマハゲラインを北上する位置へ合流。
このあと、ゆるやかな左カーブから最初の丘を超えるちょい手前あたりから未舗装の林道に入いります。

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林道は、季節的に雑草が割りと伸びてるものの走れないほどではなく。
鉄道跡ということで、それほどのアップダウンもなくなだらかに少しづつ登っていく感じ。

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いかにも鉄道跡というモノは発見できなかったんですが、次に遭遇したのも橋。

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なにやらそれっぽさを醸し出す鉄とコンクリの橋。
もしかして、この凹みって鉄道跡?などと勝手に想像しながら、さらに進む。

滝川開地区の田んぼと林の境目、滝川に沿って山へと向かう。
このまま行けば滝川ダムまで行けるか…と思ったあたりで、残念ながら道が途絶える。

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半袖半ズボンなので、無理して藪漕ぎするわけにも行かず、今日のところは引き返し。
もうちょい涼しくなった頃に再チャレンジしたい。

帰って地図を確認すると、もうそんな距離も残ってなくて500m進めば着きそうな気配なので、このルートはぜひ踏破したい。
というか、マジマジと見るとミスコースしてたっぽい感じもある。
いずれもう一度行かないと。

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今年は「体調いいよ!」と各方面にアピールしてて、確かに体調もよくパフォーマンスも上々だったんですが、やや無理が祟ったのか首と腰にダメージが蓄積。
ロードだと良いフォームが維持できなくてやや辛かったんですが、MTBはポジションも楽ですし、サスもあるので身体への負担が軽い。

7月ぐらいからは、8割がたMTBという日々。

自宅近くに、いろいろと未知のトレイルがあるのは、ありがたい。
経験豊富なMTBライダーさんには物足りないだろうレベルのトレイルではあるものの、フィジカルもスキルも素人な自分には格好の遊び場。

朝起きて、思い立って探検に行けるトレイルがこんなにあるって、いかに恵まれてるコトか。
この環境、満喫して過ごしたいです。

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