今日は、予想以上の高い気温の中…大棧橋ラインを走ってきました。
ほんとは、もう少し回ってくる予定(入道崎とか、寒風山とか)だったんですが、後半暑さでばてたので早々に帰宅。

写真は加茂青砂でまったり休憩してるトコ。

2016-05-03 10.47.03

それにしても、こーやって見てみると…このハンドルセッティング…我ながらちょい変わってます。
少なくとも、最近のセオリーからはだいぶ離れた感じなのは間違いない。

フツーはハンドルの上面から、ブランケットの上面を一直線に揃えるのがセオリー。

自分のは見事に段差になってます。

そして、全体的に送りぎみなので、ハンドルのエンドが地面に水平に。
なので、本来もっと前方に広がってセッティングされるべきハンドルが、下向きに前後につまった感じで取りつけられてます。

あんまり見ませんよね。

意外とこれメリットがある

ステムの位置が高いままなので、ハンドルバーの上を握るポジションも高いまま。

結果、かなり上体を起こせるので楽なポジションが取りやすい。
のんびり流したり、疲れ果てたときはこのポジション。
ヒルクライムで肺活が限界に近い時でも呼吸を楽にできます。

それでいてブランケット位置は遠くに下げてあるので、上体を伏したポジションでも十分な前傾が取れます。
気合い入れて乗るときは、ここが基本ポジション。

下ハンドル握る場合も、ハンドル自体を送ってるので、手は届きやすいし、ブレーキに指も伸ばしやすい。
もがいたり、ダウンヒルしたりはココ。
特に下りで、安定したポジションを探った結果たどり着いたブレーキとの位置関係でもあります。

今のバイクは、もっと小さなハンドルが付けて、ステムの位置を下げてポジションを合わせてるんでしょうが、結果的にハンドルバーの上を握るときのポジションがきつくなる。

自分のセッティングでは、そのあたりをもっと上下に広く取れるのがメリットではあります。
ただ全体にハンドルが近いので、気を付けないとハンドル荷重になってバイクが不安定になりがちなので、そのへんは注意。

セッティングは自由でいい

もちろん、サドルとハンドルの高さを広く取った方がカッコいいという現在の主流的なスタイルとは真逆。
自分も、あえて、こんなのをオススメしたりはしません。

が、人それぞれフォームやポジション、セッティングはもっと自由に試行錯誤していいし、もっといろんなスタイルがあっていいはず。
もちろん、セオリーにはセオリーの理由があるので、それを理解したうえで、いろいろ試してみるといい。

人の真似して乗りずらかったり、ブレーキが握りずらくて事故ったりしたらそれこそ本末転倒です。

競技でするなら別ですが、楽しく乗れなきゃ長続きはしませんから。

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2件のコメント

  1. 確かに、コンポやホイールを替えるヒトは多いですが、ハンドルとかステムってあんまり替えませんよね。
    ポジションに関係するパーツを替えたり調整したりして乗りやすくした方が、よっぽど安全で快適だという意見には大賛成。雑誌もホイールの比較記事だけじゃなくて、そういう所も解説してくれれば良いのに…と思います。業界的には儲からないんでやりたくないんでしょうが。

    1. 小坂 悟さん、コメントどーもです。

      やはり機材を自分の体格や体力に合わせて調整するのとしないとでは大きく違いますよね。
      実際、ハンドルの角度は1°変えるだけで、けっこう違いが分かります。
      速くはならなくても、少しでも安定して握れれば突発的なアクシデントを回避できたり、多少なりと体力のロスを防げますし、そのあたりを探る楽しみ…っていうのを、もっと知ってもらいたいですよね。

      単純にパワー勝負、軽量化命だけだと面白みに欠けますから。

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