グル麺ライド2019 山形遠征 その1

グル麺ライド行ってきました!

どうにも雨なのは避けられなそうな予報だったので、だったらロードで濡れ路面にひやひやしながら峠道越えるよりは、油圧ディスク装備のMTBで安全最優先で走った方が楽しかろうと、ホビオにMTBを詰め込んで山形遠征と相成りました。

まー、ところがところが、結果的に雨は最後の最後にポツポツと来ただけで路面自体はづーっとドライ。

というわけで、距離110km、獲得標高1200mの峠道中心ライドを、MTBで参加するという修行のようなライドになりました。
まぁ、110kmぐらいならMTBだろうと何だろうと、いけないわけでもないので後は全力で楽しむのみ。

トンネルの交通規制

国道113号には、大きなトンネルがいつくかあるんですが、その全てを片側交互通行にして、一車線が自転車専用になるよう交通規制が引かれていました。

これは凄い。

交通量の多いトンネルっていうのは、自転車乗りにとっては鬼門。
知り合いでも怖い思いした人けっこういます。

そーゆー不安を一気に払拭する手段としては最高です。
それぞれ警備員がちゃんと車両誘導もしてくれてましたし、ちゃんと予算が間に合ってるのか心配になるような手厚い運営。

話によると、別の山形-宮城間のライドイベントでも同様の道路規制があったらしく、何か両県で補助を行ってるのかも。

前半は国道113号の峠道

コースの前半は山形県高畠町から宮城県白石市への国道113号をのぼる峠道。
一部、七ヶ宿のダム湖を周回するようになってますが、基本的に同じ道を行って戻ってくるコースで往復で75kmぐらい。

山形側のほうは平均勾配5%程度。
峠道としてはそこそこですが、特別きついというところもなく、一定ペースで登っていけば難なく登り切れる感じ。

正直に言ってしまえば、男鹿半島の西海岸や八望台、寒風山あたりの最大勾配に慣れてると、インパクトには欠ける。
多少の劇坂区間があったほうがコースとしてはメリハリがあっていいんですが、ここは最初から最後まで同じ勾配、同じペースで走るコトになるんで、その意味ではやや退屈。

ただ復路になると5%程度の下りでも、いー感じで楽しめます。
ここが一番爽快感あった。

MTBの油圧ディスクなんで、ロードみたく繊細なブレーキングは必要ないですし、余裕をもって安全に下れるのは、これはこれで大きな楽しみでした。

復路は…少し緩すぎかな?

宮城県側からの復路は平均勾配は1%程度。
正直、登ってるっていう感覚もあまりなく。
ずーっと少し負荷多めなペダリングが続くだけ。

人によって好き好きはあるんでしょうが、楽しいかと言われるとかなり微妙。

一昨年、白石に遊びに行ったときは、道の駅七ヶ宿からは蔵王の南側の高原をぐるぐる回って楽しかった記憶があるので、そっちのコースでも良かったかも。

ただ、エイド設置可能な場所というのも限られる(少なくともトイレと水回りがあるのは必須)ので、簡単には行けないのは承知してるし、113号往復した後もけっこう距離があるので、こっちを回すわけにはいかなかったのも何となくわかる。
ただ、長く続けていくなら、少しづつでいいからコースのブラッシュアップは必要かな…と感じながら走ってました。

後半の平地は要検討

国道113号から高畑町に戻ると、そこから南陽市のほうを一周まわってくるコース。
微妙なアップダウンの寂しい農道と、市街地を35kmほど走ります。

正直、ここ要るか?って思いながら走ってました。

実は農道の近くでは野生の猿を見かけたり、道端にはドングリいっぱい落ちてるトコあったり、熊でもでるんじゃ?とか思いながらヒヤヒヤ。

そして市街地は完全につなぎ区間。
熊野大社に連れていきたいのは何となくわかりますが、このへんで距離を稼ぐ必要はないよなー
ここはもっとコンパクトに素早く抜けられるコースを希望。

後半疲れてるのに、乗ってて楽しくない区間を連れまわすコース設定はまずい。

コースに関してまとめ

今回はMTBで一周したので、正直後半は他の人より疲労蓄積しててコース後半に関しては評価低めです。
その一方で、113号区間はそこそこに楽しめましたし、今後のブラッシュアップでまだまだ面白いイベントにできるのかな…というのが正直な感想。

いつもはイベントの運営、サポートばっかりなので、参加者としてライドイベントに出るのはなかなか新鮮ですし、新しい発見や思うところ多数で、良い経験になったのは間違いない。

というわけで、今回はコースのコトばっかでしたが、しばらくグル麺の更新続きます。
こうご期待。

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