二ツ井にフォレストラインという山道(舗装されてます)があります。
こないだ、ここで少人数で集まってのライドイベントがあったので参加してきました。
企画してくださったのは、いつもCAOにも参加していただいてる鉄人Dさん。
バリバリパフォーマンス系の人ですが、今回は、先の展開を見越してのプレライド的企画。
国道101の道の駅みねはまをスタートして、フォレストラインを通って、「白神山地森のえき」でお昼。
そこから、ずーっと下って今度は米代川沿いに西へ。
最後は県道64を北上してスタート地点へと帰り着く。
最近、STRAVAアプリの調子が悪いんで走行記録はないんですが、他の人のログを見ると、だいたい距離80km、獲得標高1000mほど。
一日楽しみながら走るならイイあんばいのコース設定です。
前半は山道
前半のフォレストラインは、名前の通りに、ほぼほぼ山道。
ヒルクライムというよりは、たくさんのアップダウンで構成されてて、走り方的には男鹿半島の大棧橋に近い感じ。
フィジカルを限界まで追い込むような感じではなくて、そこそこ頑張れば、そのうち下りが来て、そこで身体を休めて、クールダウンしながら、また次の登りに挑むというリズム。
フィジカルを限界まで追い込むには至りませんが、そこまで鍛えてない人でも、マイペースで踏んでいけばクリアできるという意味では万人向け。
こーゆーコースは好きです。
ただ、フォレストラインというだけあって、景色は木と林と森。
風景変化に乏しいのは、やや辛いところ。
おまけに、この日は30度を超える灼熱の陽射し。
(普段なら、30度超えた日に自転車乗らない人なんですが、9/4でこの天気は予想できなかった…)
途中、1箇所休憩できる施設(ソフトクリーム有)があるので、そこが無いと挫けてたかも。
トンネルは最高のクールポイント
あと、途中トンネルが4,5個ぐらい(正確に数えてませんでした)あるんですが、ここが涼しくて涼しくて。
普通なら自転車乗りが嫌うトンネルですが、ほぼ車が通らないため安全快適。
おまけに1直線のトンネルは、天然のリバーブがかかる。
写真を取ろうとスマホでシャッターを切っても「ぱしゃーぁぁぁぁん」ってな感じ。
あ~ここで補給ポイントにしたり(道路規制が必要ですが)すれば、真夏でも面白い企画になるよなぁ…
ちなみに、フォレストライン藤里側の最後の下りは、急峻かつ急激で、下りはけっこうおっかない。
上りでいくなら最高のヒルクラ練習になりそうだけど…辛そう。
(地元高校の自転車部が練習してました)
お昼
白神山地森のえきでお昼。
食にはあまり拘らないので特に…なんですが、自分が頼んだ馬肉ラーメンより、友人が頼んだ馬肉丼の方がボリューミーでウマそうでした。
多少量が多くても構わない人はこっち頼んだ方がいいかも。
店内は、自分たちのグループ(9人)と、年配のライドグループ(4,5人)で、パッと見自転車イベントかのような風景に。
こういう、いいコースがあるんなら、ジリジリ自転車客が増えそうな気はします。
帰りは平地
帰りは平地で、後は楽できるかな~と思ってたら、さにあらず。
陽射しはどんどん強くなり気温はおそらく35度越してたでしょ。
灼けたアスファルトからの輻射熱がジリジリ、ジリジリ。
地足の強い人が揃ってたので、前の人達は高速平地巡航とか始めたので、自分に付いて行くほど足は無いので、ゆっくりと追いかけるコトに。
後半は、平地の割には、休憩できるお店(コンビニ、道の駅など)が何もなかったので、走りに行く場合は水と補給食は多めに背負っていく必要がありそう。
海と川の違い
河川敷を走るのはほぼ初めてなんですが、河川敷って、海岸線沿いと違って、道が緩やかで真っ直ぐなんですよね。
あまり変化が無い。
海岸線沿いは、それこそ海岸に沿って、入り組んだカーブやアップダウンが組み合わさるので、ちょこちょこと変化があるんですが、このへんの海と川のキャラクターの違いはコース設定上の特徴になりそう。
平地巡航の練習になりそうですが、あまり長くとるとファンライド的には変化には乏しいので工夫が要るのかも。
ぐるり一周
何はともあれ、ぐるーっと一周無事に回ってこれて何より。
先頭よりはだいぶ遅れましたが、これは参加メンバーから予想ずみ。
そこそこ頑張って、そこそこ楽しむ。
限界まで行ったりしないのが、自分的には楽しむ時のコツだと。
何より、遅れてついても、基本みなさん待っててくれますし、結局、そーゆー仲間と楽しく話したり、走ったり、休憩したりするのが楽しいんですよね。
そのへんが、大きな大会との違いで、かつこのあたりを皆さん気軽に誘い合うようなのが根付いてくれば、自転車の趣味の幅がぐっと広がると思ってる。
競技以外の底辺部分の広がりあ、文化としての定着なんだろうし。
で、10月あたりに、泊まりを組み合わせた形での開催を企画中らしいと。
規模が小さいと、気軽に企画して、どんどんフィードバックを取れるのもメリット。
能代、二ツ井、白神といったあたりも組み合わせで次第で面白いコースたくさんあるだろうし、どんどん活発になってって欲しいです。
熊だけは怖いですが。