育ち始めてる気がします。
この男鹿半島に。
この秋田の地に。
自転車乗りの集まり方
自転車乗りの乗り方のスタイルは大雑把に分けると
1.一人で走る
2.数人の仲間と走る
3.大人数での練習会
たぶん、全員が1.には該当する。
一人で走ることが無いっていう自転車乗りは珍しい…というか、いないでしょう。
2.は仲間と一緒に(たいていは少人数で)走るっていう方々。
小さなチームを組むことも多い。
たまたま、仲の良い自転車乗りが身近にいて、その方々とスケジュールを合わせて走るという、経験的には一番楽しいライドになると思う。
ただし、人口が多い地域では、それなりの規模になれますが、秋田では少数派に留まってる気がします。
3.はフィジカルパフォーマンスのアップを最優先に考えてる皆様。
ファンライドっていうよりは、競技として取り組んで、大会への参加や、好成績を残すことにモチベーションを感じる方々。
いわゆる競技文化を育ててて、秋田では某プロショップの存在もあって、一番存在感があったかも。
ファンライド人口を増やしたい
自転車乗りの文化を作っていきたいっていう個人的な想いに合致するのは、もちろん2.のファンライドのカテゴリー。
一人じゃ文化は作れないし、競技に取り組めるほどのフィジカルがある人の数は、そんなに多くない。
ファンライドというカテゴリーに入るヒトをなるべく増やして、自転車乗り同士の交流から生まれる新しいモノの蓄積が、自転車の文化を育てていくような気がしてる。
このあたり、自分が一番欲しいな…と思う部分がすっぽり抜けてる気がしたので、その分をどうにか作れないかと、ずーっと思ってきた。
4年前から、自分達でサイクルイベントを主催することで、一人でも、そのカテゴリーに入るヒトが増やせれば…っていう考えがあればこそ今のCAOっていうイベントも続けられてるし。
まだまだ紆余曲折はあれど、なんとか継続してるのは、そうした想いがある方々が、少なからず、あちこちに居たっていうコトなんだと思ってる。
先はわからないけど、起点にはなったろう
10~20人程度のヒトを集めて、スピード最優先でなく各自のペースでライドを楽しみ。
毎回、それなりに趣向を凝らしたランチやカフェを楽しむっていうスタイルは、それなりに反響を呼んでる。
このスタイルを見て、そんなの自分らでも出来る…って思ってくれるヒトが、あちこちで自分達なりのスタイルでファンライドを広めてくれれば、もっともっと楽しくなるような気がする。
一人じゃダメだし、自分達だけでもダメだし。
もっとたくさんの人が、そうゆう想いを持ってくれれば、もっと秋田の自転車乗りは楽しめるようになるだろうけど、それは自分達でコントロールできるものでもない。
どう育つのかを、楽しみに眺めてるだけだ。
とはいえ、一つの起点になったかもしれないっていうのは嬉しいこと。
この先、どっちの方向に向かっていくことになるのかは、まったく分からないけれでも、この先もお互い刺激になり、刺激され、続かっていければ…いいんでないの。