タイトルどおりの内容です。
というのも、先日CAT EYEのNIMA2(SL-LD135-F)というライトを購入。
非常に小さいのでロードバイクのライトにいいかなと思って装着したんですが、説明書きを読むと「このライトは道交法上で求められる前照灯の明るさではありません。あくまで補助灯としての使用に限定してください。」との但し書きが(パッケージの内側に)ありました。
400カンデラ以上です。
えぇ…そんなの買ってから言われても…って思って調べてみると、JIS規格にその規定があるようで400カンデラ以上の明るさのものを自転車用の前照灯とするという規定(JIS C9502)のようです。
CAT EYEのホームページにもそのような区分で掲載されてます。
この規定が加わったのが2008年だったらしいので、自分の勉強不足もあり、パッケージの説明不足もあり、状況として自転車乗り界隈でも、あまり明確に認知されてない気がしましたので記事にしておきます。
で、よくよく見るとそれまで使ってたライトの照度を調べると210カンデラしか無いので、いずれにしろ規定をクリアできるライトを早めに調達する必要があります。
微妙な法律
ただ、このあたり実は微妙で、道交法では夜間や、50m先が見通せないトンネル、濃霧を走る場合に点灯しなければならない…とあって、それ以外では点灯義務はなし。
照度にしても、JIS規格のような厳格な規定は無く「夜間、前方10m先の障害物などを確認できる光度であること。」とあるのみで、そのぐらいならNIMA2でも基準を満たします。
道交法的には問題無いので、警察の取り締まり対象にはならない…はず(ちと自信なし)。
実際、400カンデラあるかないかをその場で計測するということも現実的では無いですし。
JIS規格はあくまで自転車用のライトとして流通、販売させるために満たす基準であって、完成車に装着してJIS規格適合の自転車として販売するには必要ですが、単体であれば流通、販売にも問題はなし。
というか世の中を走り回ってる、いわゆる1万円自転車はJIS規格も満たしてないですし、400カンデラ以上のライトがついてるようにも見えない。
このあたり、どのへんを落とし所にするかは微妙ですね…
もちろん、夜間走行をする人は明るいライトを装着しておくにこしたことは無いです。
なんか買います
個人的にはロードバイクで夜間走行はしませんで、夜に乗る場合には旧MTBに乗ります。
こちらには1,000カンデラのHL-EL340を装着してるので問題なし。
(加えて、サブライトとヘルメットライト、リアマーカーを2つと万全にして乗ってます)
それこそ昼夜問わず走り続けるブルベにでも出場しない限り、機能として必要というわけでもなし。
しかし、どうせ買うんなら、半端な400カンデラじゃなくて、最近の充電式の5,000カンデラを超える製品を買ったほうが良いんじゃないか…と迷いは深く。
まぁ、ちょっと迷ってから決めます。
自転車用のライトに限らず、最近のライトだとルーメン表示とカンデラ表示のモノがあって、どれを選べばいいのか分かりづらいですよね。でも、道交法で規定されているなら、少なくとも自転車用として販売するライトならそれに則った表記にして欲しいと思うんですが。
ちなみに通勤用としてボルト400を最近買いましたが、市街地ならローで十分でした。ハイモードにすれば真っ暗闇でもイケそうです(走行スピードによりますが)
小坂 悟さん
コメントありがとうございます。
CAT EYEですらホームページを確認しないと明確な表記が分からないっていのは不親切ですよね。
法律が微妙で、海外メーカー製品(JIS規格とそもそも関係ない)との競合もあるんで国内メーカーも苦心してるのでしょうが。
ボルト400が良いあんばいみたいですね。
ちょっと自転車出費が嵩んでるので、GEまでには装着しておきたいです。