自分はとある団体のメンバーとして、男鹿半島を舞台にしたサイクルイベントの運営やってます。

おかげさまで今年は3年目。
今年は9回の開催を無事に終えることができました。

定員20名とうたいながらも、初めのうちは数名の知り合いが集まる程度で、昼食付き練習会みたいな感じでしたが、今年の後半の開催は定員を超える申込みが集まるようになってきております。

ありがたいコトですし、それだけ男鹿半島は自転車乗りにとっては魅力溢れるコース(と昼食)が提供できてるんじゃないかと思っています。

「おがーりあ」という団体ですが、実は自転車専門団体ではなくて、男鹿とイタリアという二つの要素を掛け合わせた、ちょーっと面白い団体ですので、ぜひぜひHPも覗いてみてください。

ogaliacup2013

きっかけは、やはり自転車乗り

こんなイベントをスタートさせたきっかけは、別に自分に先見の明があったとかそんなコトではなくて、そもそも自転車乗りの方々は男鹿半島が自転車で走るのに、この上なく向いてることを知ってたんですね。

知り合いの自転車乗りにしてもそう。
地元の観光に関わる人達にしてもそう。
自分も夏場に男鹿半島を走っててもそう。

あちらこちらで、自転車乗りの姿を見かけてました。

ただし、男鹿半島には特に自転車乗りが集まるような場所もありませんし、お昼を食べる場所といった情報も不足していることもあって、皆さん、ぐるっと回ってお帰りになってしまわれる。

もちろん、それだけでも男鹿半島ライドを満喫されているのでしょうが、地元の自転車乗りとしては少々寂しいし、もっと楽しめる方法だったあるのに…という想いがけっこう前からありました。

お昼に寄れる場所の充実

ここ数年、自分の友人知人の方々が、男鹿半島の中でいろいろな形でお昼に寄れる場所をスタートさせ始めたのは大きいです。

カフェも2軒オープン(既存の1軒も合わせて3軒になりました)しましたし、大きなお寺の住職さんと仲良くさせてもらう機会に恵まれたこともあって、立派な境内で一休みさせてもらうこともできるようになりました。

やはり、ロングライドをコンビニ補給食で済ますのと、誰かがきちんと作ってくれた食事をいただくのでは、満足度がぜんぜん違います。

さらに、こー言っちゃ何ですが、やはりお土産物屋さん併設の食堂とか、建設作業員御用達の食堂さんは、味云々を除いても、ちょっと自転車乗りの求める方向性とは違いますし。

加えて「おがーりあ」のメンバーの方々に手伝ってもらえたコトも大きかった。
自分一人でも開催・運営するのも不可能ではないですが、やはり手が回らない部分が多々でることは想像に難くなく、できるコトも相当限られてしまいます。

たくさんの自転車乗りに楽しんで欲しい

せっかく自転車で男鹿半島に来てくれるんだから、もっと楽しんで欲しいっていうのは根本にあります。

日本唯一と言うと大げさですが、山岳コースを除けば、これだけ自転車乗りに向いてる土地もそうは多くはないです。

普通の観光だと、中途半端に広い男鹿半島は利用しづらい面が多々ありますが、移動自体が楽しみである自転車乗りにとっては、全く苦痛にならないサイズです。

こうした特色を、もっともっと多くの自転車乗りの方々に知って欲しいです。
そして、それ以上に、自転車乗りを迎える男鹿半島の皆さんにも、自転車乗りのことを知って欲しい…そうも思っております。

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