メンテナンススタンド導入


自転車のメンテナンスというと、後輪にディスプレイスタンドをつけて地面に直置きして、そのまま屈みこんでの作業になります。

これが、地味に膝とか、腰とか、ダメージ来ます。
というか来る歳になったようで…

嘆いていてもしょうが無いので、対応策を講じてみました。

メンテナンススタンド導入

ようは屈みこんでの作業がよくないのは間違いないので、立ったままの姿勢で作業できるように、メンテナンススタンドを導入してみました。

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ミノウラのW-3100。

スチール製の頑丈そうなヤツです。

基本的に大会に出場して現場でメンテナンスするというような予定はないので、据え置きでガッチリ使えるコトを優先してのセレクト。

BBあたりの締め付けトルクは25~50kgNとか、けっこうな数値だったりするので、安定してるにこしたことはないだろう…との判断。

折りたたんで片付けるコトができないので、設置場所が必要なのは間違いないですが、幸いにしてうちは離れの小屋の一角をサイクル・ガレージとして使える状況ですので、うってつけの製品。

まだ、さしたる作業をしたわけでもないですが、これが作業スペースに鎮座してるのを見るだけでも、なんかワクワクしてます。

今年の夏は、ロードバイクのコンポ総とっかえとか予定してるので活躍してもらえそうで、今から楽しみ。

高さは固定、クランプ部には注意

クランプ部分の高さは約140cmと固定です。

自分の身長は170cmぐらいで、いい感じの高さですが、人によってはもっと低いほうが作業性が良いという人もいるかもしれないので、そうした方は、高さ調整のできる製品を選んだほうがいいかも。

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クランプ部は、レバーを閉じて、さらにダイアルをねじ込んで締め付けを調整する仕組み。
レバーが中途半端な状態ではすぐに外れそうなので、レバーが完全に倒れた状態でダイアルをねじ込む必要があるようで、ちょっとだけコツが要ります。

固定するのは、トップチューブ、シートチューブ、シートピラーのどれかですが、チューブはワイヤーを取り回してる自転車が多いので、シートピラーで固定する方法が多そう。

その意味ではシートピラーをカーボン製にしてあるような自転車は、ちょっと怖いですね。
もちろん、カーボンフレームの場合はチューブを固定するときにも力加減には注意が必要そうです。

メンテナンス効率まで考えると、必ずしもカーボンバイクがいいってコトは無い気がします。
幸い(?)にも、うちにはアルミとクロモリのバイクしかありませんので、そのあたりの心配はないですが。

メンテナンスは楽しい

誰もが皆覚えなきゃいけないというわけではないですが、自転車のメンテナンスは基本楽しいです。

シンプルな乗り物であるがゆえに、普段の手の入れ方によって、パフォーマンスにも差がでますし、何よりも長持ちさせられます。

自転車の仕組みを覚えることで、自転車に対しての優しい使い方が頭のなかに染み付くようになりますし、そうすれば、いっそう自転車を乗りこなすことにもつながりますし、いいことづくし。

チェーンまわり、変速まわり、ブレーキまわりと、一般的な工具で可能な部分だけでかまわないので、クリーニングと注油、簡易メンテナンスぐらい覚えとくと、サイクルライフにぐっと幅が出ます。

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“メンテナンススタンド導入” への3件のフィードバック

  1. お邪魔します、こちらのスタンドは足以外は折りたためないそうですが、スタンドの真ん中に付いているネジのノブの所で上部のパイプと下部のパイプで分解できないのでしょうか?

    • ハリネズミさん、コメントありがとうございます。
      スタンドの上部と下部は、ご指摘の部分のボルトを外せば分割できますので、割りと小さなスペースにも収納できます。
      ご参考に!

  2. 教えていただきありがとうございます!それならばたたむ手間はありますが収納に困りませんね。
    部屋の中でタンスに立てかけてメンテしてたものでタンスや床に傷をつけてしまってワークスタンドの購入を考えていました。検索中にこちらを読ませていただき質問させていただきました。
    こちらで説明していただいているモデルの購入を検討します。
    ありがとうございました!

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