クランクに続きBBの取り外し。

こちらは左側から作業します。
ちなみにこの方式のBBは左右でネジの向きが異なるので注意!

左側のネジは普通の時計回りで締まる。
右側のネジは、その逆です。

イメージとしてはレンチなどの工具を12時の位置にセットして、車体の後方に回すとネジが締まる…という感じです。
今回は取り外しなので、緩めるためにはレンチは車体の前方向に倒すというイメージを持ってれば間違いにくい。

自分のフレームが、どの形式のBBを装着できるものなか、何の規格のBBが装着されるのかは、ちゃんとチェックしといた方がいいです。

見分け方は多種多様なので割愛しますが、フレームのBB取り付け部の幅とネジ式なのか、圧入式なのかなど、規格が違えば作業方法が全く違いますし、使う工具も違いますので。

うちの場合は幅68mmのネジ式で、そこにオクタリンクという形式のBB&クランクを装着しての作業になります。

TL-UN74の使い方

BBの取り付け、取り外しも専用工具TL-UN74を使います。

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工具の先端部分をBBの内側のギザギザに合わせてはめ込み、手前の六角部分をレンチで回します。
ちなみに、ここで必要なレンチサイズは32mm!

普通はこのサイズ持ってるヒトは少ないので、知り合いの工具マニアなヒトがいらっしゃいましたら声かけてみてください。
ちゃんとしたレンチだと数千円もするので、がっちり固着してでもいなければ、モンキレンチでも回せます。
近所のホームセンターで1,000円ほどで調達してきました。

BB内側のギザギザのトコロは砂などが詰まってる場合もあるので、歯ブラシなどで綺麗してから作業した方がいいかも。
パーツクリーナーは、万が一BB内部に浸透すると、潤滑部分のグリスを流しちゃうので使わない方がいいです。
この時点で、そんなに綺麗にする必要もないですし。

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BB内側にTL-UN74をはめ込み。

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レンチで回します!
左側は通常ネジなので半時計に回せば緩みます。

固着はしてなかったようなので、軽く体重をかけるぐらいの力加減で、すぐに回ってくれました。
反対側のBB部品との嵌め合いがあるようで、最後までレンチで回しきって左側部分を取り外します。

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右側も手順は一緒。
こちらは逆ネジなので、時計回りに回して緩めます。
ちょっと緩めれば、あとは手で回してはずせますので、そのままBB本体を引き抜きます。

錆びてましたBB本体

引き抜くと、あらまぁ…やっぱり錆びてます。

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まぁ、20年使ったクロモリバイクのBBですから、さびぐらいは当然ですかね。
一度、コンポ交換をしてるので、1回だけ交換してるはず。
にしても10年ですか。
固着してなくて良かったです。

さすがにコレを使い続けるのは無理があるので、BBも交換することに。
また、ネット通販で発注ですが、マイナーな部品なので在庫あるかな~いつ届くだろ~しばらくMTBはお休みです…

あぁ、この間に、フレームのBB取り付け部と、チェーンリング、クランク、固定ボルトは洗って綺麗にしておきましょう。
潤滑部分は無いので、パーツクリーナーでしゃーっとやっちゃって大丈夫なはず。

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2件のコメント

  1. 自分のロードバイクもこの型式で、取り外し方に悩んでいたので助かりました((o(*>ω<*)o))
    またわかりやすい記事をお願いします!

    1. お役に立てたようで何よりです。
      新車では、そろそろオクタリンクは見なくなってきましたが、自転車って手入れしてる限りは長持ちしますんで、丁寧なオーナーさんなら、まだ持ってる人も多数いらっしゃるようで。
      最近は、手持ちの自転車ひととおりオーバーホールしちゃったので、メンテ記事少なめですが、これからも頑張って記事アップしますのでよろしくお願いします。

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