今日は、秋田市の南消防署が定期的に開催している「救命講習」を受講してきました。
朝の9時から3時間ほど、みっちりと。
ちなみに講習会に参加された方は、自分含め9名とうコトで、以外に関心の高い内容のようです。
事故発生時にできるコト
実は、先日のサイクルイベントで落車をされた方がいらっしゃいまして、幸い怪我はたいしたコトはなかったようですが、運が悪ければ大事になる可能性もある…というコトを再認識。
保険云々というコトもいろいろ検討しなきゃならないのは確かですが、現場で何ができるのか…というのは、大事になる前に考えて準備しておいた方が良い。
思い立ってネットで検索してみたところ、ちょうどタイミングよく今週末に秋田市で「救命講習」が予定されておりましたので、とくに考えるコト無く申し込みました。
講習内容
緊急時の応急処置が主な内容でして、スライドやDVDを見ながらの座学。
胸部圧迫やAEDの使い方の実技という構成。
どちらかというと、直に生命に関わる「心肺停止」状態での対応が主です。
もちろん、講習を受けたからといっても、医療従事者以外の素人に出来ることは多くはないので、救急車が到着するまでに生命を維持できる確立を少しでもあげる…というのが主たる目的のようです。
ですので、細かな内容を学ぶと言うよりは、比較的効果が高いとされる救命行動を優先的に、かつ素早く、躊躇無く実施するという考え方です。
止血であれば、患部の付け根を強く縛る…というのは今は推奨されておらず、患部をガーゼや清潔な布などを使って強く圧迫して止血するのみ。
胸部圧迫も、細かな確認項目はほとんど省略され、一刻も早く救命活動を実施するコトに重きが置かれている感じ。
AEDも、使うべきかどうかの判断は人間ではなく、AED側で自動的に判定して音声で指示してくれます。
とにかく、現場で必要なのは、素人が細かい判断をするコトではなくて、シンプルな救命行動を素早く開始するのが重要なようです。
普通救命講習Ⅰを取得
3時間の講習を受講してきましたので、全国統一規格の修了証を頂いてきました。
とりあえず、現場で素人に何が出来て、何が出来ないかの最低限の知識とスキルは得ることができましたので、なかなか有意義な3時間になりました。
緊急時の対応、っていうのは保険かけてあるからそれでおしまい…って訳にはいかないっていうのが、今回のコトでよく理解できましたので、これを機に必要だと思えるコトは、必要なだけ準備を進めるコトにしようかと思います。