馬生目から増川林道グラベル


ここのところすっかり暖かくなってきた男鹿半島。
最高気温8度ともなれば、出かけないわけにもいかず。
とはいえ、ロードで走るにはまだまだ寒いのでMTBで林道へ。

先週それなりに積雪があったので林道の状況はかなりドロドロなんじゃないかと予想。
というわけでいつも通りにMTBにドロヨケ装備で出発。
まぁ、ドロヨケ付けててもバイクもウェアも汚れちゃいますが、少なくともウェアの汚れ具合には明確な差が出るので好んで付けてます。

馬生目から北町へ抜ける峠道から、いつもの林道へアプローチ。
路面がドロドロな割には、要所には新しめの砂利がまかれてて、もしや…と思ってたら、しばらく行くと荷台に丸太を積んだトレーラーが。
どうやらこの林道から入ったところで木材の切り出し作業を行ってる様子。

しばらく行くと道路わきにたっぷりと丸太が積まれてます。
トレーラーだと作業現場まで行けないでしょうから、伐採用の重機でここに積み上げて、それをトレーラーが積み替えて運び出してるようです。

これなら、ここから先はあんまり泥道にはなってないかな…と期待して進むと。

確かに泥は無いんですが、次は雪、それもザラメ雪。
自分のスキルと体力だと積雪5cmで、乗っては進むのが難しくなるんですが、この日はけっこう雪が溶けたあとだったようで、割と進めます。
傾斜と積雪がきつくて押して歩いたのは数十メートル程度。

それでも、リアの荷重とトルクの掛け方に気を付けないと、すぐにリアが空転したり、逆に埋まったりするんですが、そーゆーのを探りながら走れるのがグラベルの楽しみですんで。

あと、この秋にリアタイヤ交換したのも活きてる感じ。
IRCのTANKEN、意外とザラザラの雪道にあってるのかも。

山側はまだ雪が深そうなんで、今回はそのまま増川林道の方は降りていくコース。
増川側もけっこう雪が残ってまして、下りでそこをドリフトしながら降りていくのはなかなかにスリリング。
雪と水と、とにかく下からあがるしぶきや雪欠でいよいよドロドロになりながらも、ディスクブレーキで制動かけながら的確にダウンヒルライド。
無事に増川へ下山。

土曜日だったので、途中船川のフクシマ精肉店によって、あげたてコロッケを購入。
寒いし三口でぱっくり食べて、あとは速攻で帰宅しました。
距離は25km、獲得標高も450m程度ですが、グラベルだとこれでも十分に楽しめます。
林の中は寒い風に吹かれることもないですしね。

大変なのは、帰ってからの洗濯と洗車。
こーゆーのはなるべく先延ばしにしないで、ちゃっちゃと当日中にやっつけるに限ります。

うちは玄関脇に水道あるので、水流でザザット泥と汚れを流しちゃえば、あとはウェスで拭きあげ。
チェーンまわりをクリーナーできれいにして、オイルを指しとけば完了です。

ロードバイク全盛の日本の自転車ホビーですが、やっぱりMTBも面白いです。
ほんのちょっとした気象条件の変化で、まるっきり路面状況が変わって、それに対応して乗り方を変えていく醍醐味。
経験をスキルとして蓄えてく充足感。
自分程度のスキルと体力でも、十分に楽しめるんですから、今ロードバイクで自分なんかより遥かに速い人たちがMTB遊び覚えたら、はまっちゃうでしょうね。

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