今回のコンポ交換では、ブレーキワイヤー、シフトワイヤーともにインナー、アウターもセットで交換しました。

作業自体は難しくはないですが、ワイヤーのアウターを切りそろえて整えるのに、ワイヤーカッターとヤスリは必需品です。

インナーワイヤー自体はペンチでもカットできなくはないですが、アウターは絶対に無理。
5mm系のスチールが編み込まれてますので、アウターまで交換する場合は必ず用意しておきます。

今回は、シリコングリス封入のアウターに、PTEFコーティングのインナーワイヤーの製品に交換したので、それなりにシフトフィールは向上するんじゃないかと期待してます。

2015-08-23 15.18.00

フロントまわりのワイヤーの取り回しは、かなり難儀です。

長すぎると見苦しいですし、短すぎるとハンドルを切った時に、引っ張られたりします。
今回は、元の長さとほぼ一緒なんですが、ちょっとフロントブレーキと、リアディレイラーのケーブルが干渉気味で、ブレーキフィールに影響してそうな感じがして、少し微妙。

左レバー系も交換して、それでも全体的に窮屈なら、少し取り回しを変えてみましょうか…

そもそも本来なら右レバーから伸びるブレーキワイヤーはリアブレーキに伸びるのが世界のスタンダートで、日本だけ逆です。

こっちが世界標準。
wire_ea

日本式は、取り回しが少々いびつ。
wire_j

で、これにシフトワイヤーの取り回しが加わる。
wire_shift

なので、フロントブレーキのワイヤー受けと、リアディレイラーへの取り回し部分が、同じラインで交錯するというポイントは、如何ともしがたく。

ベテランメカニックであれば、このへん上手いノウハウ持ってそうですが、このへんまだまだ経験値不足なので、意識して研究してみようかと思ってます。
一度切ったケーブルはそれ以上は戻せまんので、次以降というコトになりますが、こーゆーコトがフィーリングに影響するってわかっただけでも収穫が大きいです。

もっとも、最新のコンポでは、ブレーキワイヤーはもちろん、シフトワイヤーもハンドルバー沿いに収納されてるので、それほど問題ではないですし、さらに電動コンポに関してはシフトワイヤーありませんし。
テクノロジーの進化で、どんどん問題が解決されてくコトの好例ですね。

いつか装着することにしましょう~

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