昨日は天気も良かったので、意気揚々と自転車に乗って出発しました。
今年は、ロードだけじゃなくて、男鹿半島のトレイルに向かうことも大きなテーマに加えることにしましたので、さっそく、めぼしいトレイルのチェックに出掛けることに。
今回は男鹿半島の南側、船川を過ぎてすぐの増川という地区から、本山中腹の滝川ダムに抜けるトレイルに向かいました。
STRAVAの走行データはこんな感じ。
増川を出発
トレイル自体は舗装路と、未舗装路を繰り返す感じで、どちらかと言えばビギナー向けな印象です。
おそらく急勾配になるところを中心に舗装されてる感じなので、本格的なMTBでなくても、シクロバイクやクロスバイクでも十分いけそう。
自分も今回は街乗り仕様のMTBにスリックタイヤを履いてのライド。
太めの耐パンク性の高いタイヤならロードでも行けるかも。
カーボンホイールとかで無理するのはオススメいたしませんが…
序盤は、非常にのんびりとした感じで、途中タヌキに遭遇したりと、あぁ~オフロードもいいかもなぁ…という感じの出だし。
しばらく舗装と未舗装を繰り返しながらも、路面の大半はドライ。
自分のMTBはふる~いリジッドフォークなので、未舗装のガタガタはけっこう手足に来ますが、登りなのでそれほどスピードを出すわけでも無く十分に行けそうな感じ。
舗装路の次にガタガタ道が繰り返し登場する、なんとなくパリ・ルーベや、フランドルっぽい雰囲気が地味に気分を盛り上げてくれます。
これ、なかなかいいじゃん…と、
ところが…
何故か雪中行軍に
中盤に入ったあたりから、路面コンディションはウェット&スノー
溶けずに残っている雪が増えてきました。
初めの頃は面白がって、進んでましたが、途中からはほぼ降りて雪道を進んでいくことに。
途中で引き返せば良かったかもしれないですが、歩いてでも踏破できる距離だっていうのは分かってたので、怖い物見たさも加わってとにかく前に進むことに。
街乗り仕様のMTBなのでフラットペダル。
通常のシューズだったので、雪上でも何とか進めました。
これ、ビンディングシューズだったら、にっちもさっちもいかずに引き返してたんでしょうが、その点はラッキー。
サドルの上に上体を乗せて、体重を分散させると、あまり雪に埋まらずに歩けるとか、無駄なスキルを得られたりしてましたが、かわりに腰に疲労が溜まりやすいなど、意図しないトレーニングにはなりました。
登って行くにつれ、林で日影になる場所も増え、いよいよ雪が本格的になってきますが、歩けないほどでもなく。
この頃には、シューズの中まで浸水してて、もうここで引き返すコトに益もなく、どんどん進むことに。
こんな風景、いったい自分は何をしに、何のためにここにいるのか自問したり。
途中、何カ所も水が流れて、雪を溶かす場所に遭遇したりと、なかなか貴重な風景にたくさんをお目にかかることができたり。
自然って、飛び込んでいかないと分からないことが多々あって、ほんとに面白い。
もちろん、安全マージンは十分にとっておかないとダメですが。
天気が良好なコト。
補給食をちゃんと持ち歩くこと。
ファーストエイドぐらいは装備していくこと。
大事ですね。
トレイルチェックとしては、残念ながら序盤のみのでしたが、全体としては面白い経験になりました。
冬にスノーシューや、XCスキーで楽しむのもあるかもしれないです。
滝川ダム
予定よりもだいぶ遅れて、滝川ダムに到着。
ここは、さすがに除雪が入っているので、路面に雪もなく、ここからなまはげライン経由で自宅に戻るまでは完全ドライな路面で楽しめます。
雪が溶けたら、今度こそトレイルとしてのチェックに行ってきたいと思います。
たぶん、夏に雑草とか生い茂っても通年で楽しめるんじゃないでしょうか。