今年もグレートアース男鹿半島なまはげライド。
無事終了いたしました。

一緒にスタッフやサポートに活躍してくれた皆様、参加して男鹿半島ライドを満喫された皆様、大変お疲れさまでした。
おかげさまで、自転車乗りにとって最高の2日間になったようで、ホント何よりです。

自分は、2日ともメカニックサポート担当ということでライドはできませんでしたが、代わりに、普段触れないようなバイクやら、個々のパーツの違いやら、じっくり見れたりとなかなか興味深い2日間となりました。

メンテしながら、いろんな話も聞けましたし、それぞれの自転車に対する想いみたいなものにも触れられましたし、いい勉強になりました。

まぁ、人の自転車をメンテするっていうのは、安全に関して、それなりに責任がある役割なので、けっこう気は使いましたし大変ではありましたが。
特に、最近のカーボンバイクやカーボンパーツはデリケートかつ高価なので、別の意味でも緊張します。

一番多いトラブル

持ち込まれるトラブルの大半はリアディレイラー不調。

変速ワイヤーは経年で必ず伸びるので、その分のテンションを補ってあげないと、必ず不調になる。
残念ながら自転車はメンテナンスフリーじゃないので、方法はどうあれ、何かしらのメンテナンスが必要。

幸いにして、リアディレイラーの不調は、リアのアジャスターを手で回すだけで調整できるので、特別な工具は必要ない。
必要なのは根気だけで、誰でも必ず調整可能な部品です。

こうした作業が苦手な人もいるとは思いますが、こうしたコトを少しづつでもいいので覚えていうと、よりいっそう自分の自転車と仲良くなれるので、良いコトだと思ってます。

タイヤの空気圧不足に関する意識

あと、タイヤ空気圧不足のまま走ることに関して、あまり気にしない人が多いのかも…と感じた2日間。

スポーツサイクルは、普通の自転車と違って、空気圧が非常に高いので、時間が経つと、必ず空気が抜けていく。
そして、そのサイクルは一般の方が思ってるより非常に短い。

昨日、門前(ほぼ中間地点)まで来てからポンプを借りに来た方の空気圧は4barと大幅に不足。
通常は8barぐらい入れます。

この方は、違和感を感じてポンプを借りに来ましたが、もしかすると、かなりの人が空気圧が低いことを気にせずに1周してたのかも…

今回、パンクや落車の発生がやや多めだったんですが、空気圧不足が原因になってた可能性は十分ありえます。
スピードが出ている時に、タイヤの空気圧が低いと、ちょっとした外乱(路面の荒れなど)に対して、簡単にアンコントローラブル(制御不能)に陥る可能性はなくはない。

特段の理由が無ければ、出発前に必ず7~8barぐらい入れとくのを習慣にしとけば、トラブル回避に大いに役立つはず。
これ、今後は機会があるごとに言っていきたいと思う。

「タイヤの空気は毎回8barまで入れよう」

こっそりナイトライド

で、2日間完全ノーライドは悔しいので、前夜祭前に、お昼の空き時間にメンテしておいたBD-1で、漁港そのへんを流してみたり。

田植え直後の田んぼは、ホントに綺麗で、そのときだけの一瞬の光のブレンドを見せてくれます。
どこにでもある、当たり前の光景だし、わざわざ他所から見に来るようなものでもないですが、この光景にいろんな価値が込められてる…っていうのは地元の人間として覚えておかないといけないと思ってる。

さらに、前夜祭後には、BD-1にVOLT1600とRapid5を装備して入道崎までナイトライドしてみたり。

前回検証を予定していた、暗闇道でのライト性能の確認です。

フロントライトは、予想通りVOLT1600のLoモード(200ルーメン)で十分に視界が確保出来ます。
ヘルメットにもライト装着してましたが、大きなカーブも無かったので、VOLT1600だけで十分に安全な走行が可能でした。

リアライトはRapid5でも、十分に被視認性を高めてくれていそうでしたが、道路交通法ではリアライトは必ず点灯での使用が必要。
それなりに距離を乗るのなら、もう一つ点滅で使用するリアライトを追加しておけばさらに安全だろうな…と。

自分はロードバイクには常にRapid-Xを装着してるので、この二つの組み合わせを基本運用にすれば、より安全なナイトライドができそうです。

夜の風を感じる

それにしても、夜の暗闇道は、カエルの大合唱や、側溝を走り抜ける野生のタヌキやら、なかなか刺激的です。

ほとんどが暗闇なので、視覚的には単調になりがちですが、そのぶん、聴覚や、触覚に訴えかけてるものには鋭敏になります。
当然、昼間に比べれば安全性は落ちるので速度は抑えめにして走るべきですが、それを補ってくれる別の楽しみがあるのも確か。

このへん、もっともっと検証していきたい。

あと、夜の入道崎もなかなかいいトコです。
そのへんの話は、また別の機会に。

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