オールドツノダGPのポスト、サドルをカスタマイズ


前に友人のツノダGPをメンテしたコトがありましたが、その自転車を家で預かることに。
ただ、黙って預かってても埃をかぶるだけなので、ときどき自分が乗ってあるけるように、少々カスタマイズしました。

そんな大規模なものじゃなくて、フレームサイズがちょっと小さめぐらいなのでシートポストを長いモノに変えれば乗れそうなので、変更してみました。

難点なのは、古いフレームなのでシートポストの径がよく分からないコト。
たぶん前のオーナーもそうだったのか、明らかに細いシートポストに薄いアルミシートを挟んで隙間を塞いでました。

サドルを一番下げた位置で乗るなら問題なさそうでしたが、やはりピッタリサイズのポストじゃないと自分のサイズには合わせられない。

というわけで内径をノギスで測定してみましたが…正円というわけじゃないので値を決めきれず。
これはもう実物合わせしかない…と開き直ってネットショップに注文。

結果的に1回目は26.4mmでわずかに太くて使えず、2回目がピッタリサイズです。
26.2mmが正解でした。

ただ、フレームのポストの内側がバリのようになってて、果たしてこのバリは削ってよいモノなのかどうかが判断付かず。
下手に削るとポストの固定が甘くなりそうな気もしますし。

現状だとポストを上下に動かすたびにポストに傷がつきますが、まぁ安いスチールのポストなので、それはそれでいいかと思って、とりあえず運用中。
そもそもポストの上下を調整するのに、レンチ2本が必要になる固定方法なので頻繁には変更できませんし、たぶんこのままでいいのかな?

あと、サドルもフレームカラーに合わせて黒&ピンクの柔らかいのに変更。
例によってセラロイヤルのリモッド。
これ、安いし柔らかいし普段乗りには十分活用できるオススメ品。

古いフレームで、変速も、ブレーキも一昔も二昔も前のシステムなので、なんでもカッチリ決まるような自転車とは違って、のんびり乗るコトが大事。

センタープルブレーキは、Vブレーキはもちろん、カンチブレーキよりも制動力は弱く迂闊にスピードを出すようなもんじゃありません。

Wレバーは、今のインデックスシステムと全く違いレバーの引く量を自分で決めて変速機を動かします。
子供の頃に乗ってたロードマン以来久々。
慣れないと、いつまでもチェーンがカチャカチャいいますが、スパッと決まれば気持ちよく乗れます。
インデックスが無いので、ワイヤー伸びの調整が必要ないのも気軽に乗れる要因。

この頃の自転車っていうのは、こんな感じです。
今のが少々、なんでもかんでもカッチリしすぎてるのかも。

せっかくなので、この機会に古い自転車の乗り味で楽しませてもらおうかと思います。
乗ってれば、調子が悪いところはすぐわかりますし、こまめなメンテが可能ですので。
何であれ、古い自転車を大事に乗っていくのは、大事な事です。

最新のフレーム、システムはお金を出せば幾らでも手に入りますが、古いのは、それが唯一無二ですから。

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