こないだの更新で、ロードバイクのツールボトルの中に収める携帯ポンプを発注して…としてましたが、本日到着。
TOPEAK RACE ROCKET HP
HPはHigh Pressureの略で高圧対応。
つまりはロード向けの製品となってます。
MAX160Psi、11Barまでオッケーとのコト。
まぁ、11Barまでとなると何百回ポンピングすることになるのか分かりませんが、いれようと思えば入れられるようです。
ちなみにポンプが細身なのはちゃんと理由がありまして。
タイヤの内圧が1bar、3bar、5bar、、、とどんどん高圧になると、ポンプ内で空気を押し込む面にかかる圧力も当然同じだけ高圧になっていきます。
ポンプを押し込むのに必要な力は圧力x面積。
同じ圧力でも面積が大きくなる(ポンプが太くなる)と必要な力も比例して大きくなる。
なるべく少ない力でポンピングするためには面積を小さくする(ポンプを細くする)ほうが有利…という理屈。
別に、ロードバイクが細身だから、それに合わせてポンプも細身のデザインにしてるわけではないです。
坂道登るときに、ギア下げて、ケイデンス上げて回すのと似てるっちゃ似てます。
参考までに同じシリーズのMTB向けモデルと並べると、こんなに違う。
MTBだと入れても4bar、路面に合わせて2barとかにも下げるので、ポンプにかかる圧力がぜんぜん低い。
なら、面積を増やして1回に入れる空気の量を増やした方が楽に入れられる…ということ。
大は小を兼ねないし、用途にあった機材を使わないといけない訳です。
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