懐かしのROADMAN


BICYCLE NAVI誌の今号の特集はROADMAN。

2015-01-11 20.58.23

言わずと知れた…といっても、30代より下の世代にはなじみはないかもしれませんが、1974年から20年の間に累計150万台を売り上げた、世界でも類を見ないスポーツサイクル。

自分の自転車の原点

自分も中学生から大学にかけて、ずーっと相棒として活躍してくれたスポーツサイクルの原点です。
これがなければ、今自転車にも乗ってないし、サイクルイベントを企画もしてなかった。
もちろん、こんなブログも書いてない。

中学生+自転車

で、こーゆー話をFacebookあたりに出すと、懐かしの体験が次々と。
だいたい、みなさん中学生の頃に原点があるようです。

実際この頃には、ブリヂストン、ミヤタ、ナショナル、マルイシ、ニシキと今のママチャリ一辺倒の時代からは想像できない、本気の自転車を国内メーカーが競い合ってたようです。

ロードマンはその中でも比較的低価格で、大人が趣味で乗るというよりは、大人に憧れる少年のためのツールでした。
スペック的にはスポーツサイクルというには微妙だったようですが、とにかく体力に任せてどこまでも出掛けて行くための最高の相棒。

もちろん平日はこれで通学してましたし、休みの日、晴れてさえいれば遠くまで自転車で出掛けていきました。
このへん今の子供達は遠くまでいく=クルマなんでしょうが、自分らの頃は自転車がどこまでも出掛けていくツールでした。

日暮れまでに帰ってこれず、帰ってきて親に怒られるとか、そーゆーありがちな体験がごろごろ出てきます。

実はクロモリ採用

自分が買ってもらったのは1980~1981年頃なので、この頃にはすでにクロモリが採用されてた模様です。
ROADMAN=ハイテン鋼というイメージがあったので、ちょっと意外ですが、それでも15kg超えてたらしいので、今とはぜんぜん違いますね。
今ならいちばん安いロードだって10kgそこそこですし。

大学卒業する頃に、あちこち痛んでしまって廃棄しちゃったんですが、今考えると勿体なかった…当時はメンテはともかく部品交換するって考えもなかったのでしょうがないですけど。

その後、マウンテンバイクブームに反応してMTB買ったり、首都圏への出向が増えてBD-1買ったり、ようやく地元にいる時間がとれるようになってロードを入手したり。

そーゆーことの原点がやっぱりここらにあるというのは、感慨深い。

追記:
BICYCLE NAVIはこの号をもって休刊らしいです。

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