ナイトライド、フロントライト検証


昨日の夜は、ロードバイクにライト・フル装備でナイトライド行ってきました。

フロントはVOLT1600とVOLT200。
それにヘルメットライト(GENTOSのHW-999H)を装備して、どのような状況で、どのような組み合わせでライトを使ったらより安全に長時間ライトを使用できるかを確認してみました。
全部フル点灯しちゃうと2時間でバッテリー切れちゃいますので。

VOLT1600はLoモードでも強力なかわりに、配光パターンが一律に近いようで、ハンドルバーにマウントすると、けっこう対向車が眩しく感じる。
そのへんを配慮するとVOLT1600の光軸をかなり下向きに傾けないとならず、せっかくの性能がイマイチ発揮できない。
(それでも下位製品に対して、大きなアドバンテージのある光量ですが…)

というわけで、今回からフロントホイールの車軸に取り付けました。
クイックレリーズの反対側のナットと入れ替えるタイプのライトマウントアダプタ(KCNC製)です。
これならば、マウント位置をかなり低くできるので、光軸を水平に近づけて、より遠くの路面までカバーできる。

実際、このマウントでVOLT1600の光量であれば、路面の状態を確認するのにLoモード(200ルーメン)でほぼ問題なし。
見通しの良い平地巡行でMidモード(500ルーメン)やHiモード(1600ルーメン)を使うことはほぼ無いと言っていい。
ヘルメットライトを追加する必要も感じない。

逆に、Midモード、Hiモードで明るく路面を照らしていると、目がその明るさに慣れてしまい、とっさに別方向に視線を向けた時に、暗い状態に順応できずにかえって危険かも…と感じた。
安全を確認できる最小限度の光量に目を順応させておいた方が視界確保上のリスクは少ない…というのは、このライトを使って真っ暗闇の中を走ってみたからこその新見地でした。

その一方で、峠道、下り坂では固定ライトだけでは危険を感じる。
Midモード(500ルーメン)ぐらいを使えばだいぶ改善するものの、やはり視線方向に明かりを振れるヘルメットライトを点灯したほうが視界確保にはだんぜん有利。
いろいろ試した感じではVOLT1600はLoモードのまま、ヘルメットライトを追加するのがベスト。

GENTOS HW-999HはHiモード(230ルーメン)で8時間利用可能なので、こうゆうスポット的な利用であれば夜中に電池切れになることもなさそう。

こうなるとハンドルバーにつけたVOLT200は視界確保的にはなければなくてもいい。

ただ、高い位置に弱めのライトを水平近くに取りつけると、対向車にちょっとだけ眩しく感じてもらえるので被視認性はあがる。
あとは、スタイルの問題…ダブルライトは、それなりにカッコいいと思うので、重量を気にしないのであれば多めに装着するのは悪くない。

男鹿半島でナイトライドを走るとすれば、真っ暗闇の中を走ることも少なくないだろうし、過剰なぐらい装備は整えた方が良いかと思っていろいろ準備してきましたが、だいたい想定どおり…だったようで何より。

メインにVOLT1600、サブにVOLT200、ヘルメットにHW-999Hの3灯体制で臨めば、想定外の状況にも十分対応できると思われる。

メインライトはVOLT800あたりでも光量は間に合うと思うので、あとは走行時間との兼ね合いでセレクトすればいい。
大光量ライトはLoモードでの長時間点灯が可能なので、オーバーナイトを予定してるのならVOLT1600クラスを買っておいた方がいいのは間違いないので。

— ads by amazon —

,

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です